まだまだ事例の少ないAppSheet。
逆引きリファレンス的にノウハウをメモ。
Excelで入力させてた情報も AppSheet で入力させれば正規化データ蓄積できてええやん!ってなりますよね?(知らんけど)
ただ AppSheet の入力フォームって見にくいんですよね。せめてセクショニングできれば・・・
ということでフォーム画面にのみ表示される静的テキストのセクションを作ります。
他にもAppSheetの逆引きリファレンスを投稿してますのでよかったらご覧ください。
AppSheetの逆引きリファレンス
実現方法の全体感
AppSheet でセクションを実現するやり方が発想として特殊なので、先にやり方の解説。
- テーブルに Section 用のカラムを用意する
- Section 用のカラムのタイプを Show Type に設定する
- Section 用のカラムの Display Name に静的テキストを表示する
テーブル構成
社内のアンケート的な入力フォームを想定して以下の様なテーブルを準備します。
section_title | ・・・ |
---|---|
status | ・・・ |
section_employee_info | ・・・ |
name | ・・・ |
division | ・・・ |
section_before | ・・・ |
request | ・・・ |
deadline | ・・・ |
section_after | ・・・ |
result | ・・・ |
close_date | ・・・ |
「section_」から始まるカラムがセクション用のカラムです。
Show Type の設定
まずはテーブルを取り込み Columns タブから「section_」の編集を推します。
section_title の Type を Show Type に、Category を Page_Header にして Display name にセクションとして表示するテキストを入力します。
同様にsection_employee_info の Category は Section_Header に、section_before と section_after は Text にしてみます。
以上で設定自体は完了です。
完成形
フォームからデータを登録して、登録データの詳細を見てみます。
できてますね。「section_」系のカラムに設定した Display name がフォーム上では静的テキストとして表示されており、詳細画面には表示されていないことが確認出来ました。
そして、、、全然見やすくないですね!!Page_Header と Section_Header で比べると Section_Header の方が目立ちますし、そもそも CSS などでスタイリング出来ない時点で可読性を高めるのは限界ありますね。
まぁそれもすぐにできるようになるような気がするの気長に待ちましょう。
ということで AppSheet でセクショニングでした。ではでは。